佐藤初女先生のお料理講習会 |
青森で森のイスキアを主宰をされている佐藤初女先生の
『初女先生の~透明な~お料理講習会』
に参加いたしました。
ご縁を繋げて下さったのは、
初女さんの透明感、存在感のあるあり方を統合して
「透明な在り方」
として伝えていらっしゃる株式会社アイウィルビーの松前兼一さん。
会場は、湯河原温泉 料亭小宿ふかざわにて。
初女さんがそこにいらっしゃることで、
ご一緒させていただく私たちも空間も
クリアに浄化されていくようでした。
お話しに伺っていた
『野菜が透明になる瞬間』
は感動的でした。
今まで大地に生きていた緑の野菜をゆがきます。
茎をが透明になる瞬間を見極めて、引き上げます。
野菜のいのちが、私たちの中で再び生かされるよう、
いのちの移しかえがなされる瞬間です。
それが美味しさの極みでもありました。
初女さんの丁寧な生き方は、祈りそのものだと感じました。
お味見のために、お菜箸で切り干し大根を
私たちの手のひらにのせてくださる様子は、
まるで御ミサの聖体拝領のよう。
そして、ごあいさつに伺うひとりひとりの手を両手で包み込み、
目をつぶって、丁寧に愛を伝えて下さるお姿は、まさに祝福でした。
ていねいに生きることの大切さを実感できた素敵な旅となりました。
帰宅前に湯河原を散歩。。。
五所神社の境内にある樹齢850年の御神木、楠。
芳香が降りてくるなか、
背骨を幹に沿わせてみました。
脈打ついのちを感じました。