3代使った茶碗の金継ぎ |
85歳の母がお食い初めに使ったという九谷のお茶碗。
その後、私も使い、17年前に息子も。
掌に収まるほど小さい。
母は、巳年の生まれだが、11月の末なので、
お食い初めは、翌年だったのだろう。
絵柄が馬である。
戸棚の奥に仕舞ってあったものをを久しぶりに見たら、
お手所が少し欠けていた。
金継ぎのお道具一式、揃えたものの、
自宅では、なかなかできぬまま2年経過。
Style Hug Galleryのウェブサイトを開くと、
金継教室に、2席空きあり!
早速オーナーの尾関さんに電話をして予約。
これまでの工程表を見たら、12回も通っているのに、
かなり忘れている。
これまでの記事は。。。
「金継ぎレッスン ー 仕上げ」
「金継ぎワークショップ」
今日は、あとひと息のところで放置してあった染付のお皿と
二重構造のカップを粉固め(仕上げ)、
そして件の茶碗の欠け繕い。
欠けた部分を洗浄後、
先ずは、ラップとマスキングテープで保護。
続飯(そくい・ご飯粒を練って作った糊)と漆を混ぜ、
糊漆をつくる。
今回は、さらに木の粉を混ぜて、
刻芋(こくそ)を作って、欠けを繕う。
中の漆が乾きにくいので、一遍には埋めず、2回に分ける。
今日は、1回目まで。
湿度の高い条件置いて、2週間ほど乾かす。
一工程ずつ、漆が乾くのを待つので、
出来上がりは、まだまだ先。。。
将来、 息子に子どもができ、
かつ、お嫁さんが嫌がらなければ、4代目が受け継ぐのか??
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