れんこん湯&れんこんスープ |
喉がいがらっぽい時には、蓮根がよく効く。
特に、節の部分が良いとされている。
昨日、家族が熱を出し、咳き込んでいた。
丁度、蓮根の買い置きがあったので、節の部分をすりおろし、
しょうが汁と塩を加えてさっと煮出し、
沸騰直前で火から下ろし、飲ませた。
咳も治まり、熟睡。。。
節をのぞいた、真ん中の部分は、
やはり摺り下ろして、おろし生姜少々、
昆布と鰹節でひいた出汁、自然海塩、
香り付けに醤油少々で薄味に仕上げ、
スープとしていただいた。
とろみがあって、美味しく、身体も温まる。
今日になると、熱も下がり、気分もよさそうにしていたので、
蓮根湯ではなく、節も含めて蓮根全体を摺り下ろし、
上記のスープをつくり、昼食にした。
昔からの愛読書、
大森一慧さん著
「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て」
の「れんこん」の章を参照すると、
れんこんの主成分はでんぷん質で、
食物繊維やビタミンCも多く、
腸をととのえてのどの渇きもとめ、
造血効果も高い食べものです。
また、タンニン(陽性)がせきや下痢、出血、腫れものといった
陰性の症状を改善、血圧の調整もしてくれます。
軽い熱さましや健胃にもおすすめです。
(p.202から引用)
とある。
寒くて、乾燥している冬は、
風邪をひいてからの対処前に、
予防としていただきたい。