病院照明のルーツ?ー 有明行灯 |

LEDのデメリットを書いた投稿が多いけれど、
「食わず嫌い」は良くないので、
ショールームなどで最新光源を体験する「人体実験」など、
検証は行っている。
あくまでも、進化と改善には、期待しているのだ。
基本的には、外部要因に左右されない心身を作ることが、
クリアリング・メソッドの基本であり、目指しているが、
照明は、空間デザインで重要な要素。
私たちの環境を考慮することは必須。
今日は、医療福祉関係で第一人者の照明士、
手塚昌宏先生のセミナー受講した。
「LEDによる癒しの空間演出 医療福祉施設編
LEDを有効活用したヘルスケア環境の照明」
手塚先生の講座は、できるだけ受講したいと思っている。

様々な事例を拝見しながら、
照明プランが患者に負担を与えない
医療従事者の行動の負担にならない
という視点から、光の使い方を考察。
奥深い。。。LEDの演色もかなり改善されているとのこと。
多くのテーマの中で、私が興味を持ったことの一つは、
有明行灯が、日本の診療所の灯りのルーツではないかと研究されているということ。
光環境が、自己治癒力を高める後押しをすると考えれば、
日本人には、日本の風土にあった空間や光の使い方が必要であろう。
風邪をひいた時は、
イギリスのToddy(スコッチと蜂蜜、レモンのお湯割り)よりも、
日本人なら、お粥を食べたいように。
和紙を通した柔らかい光。
免疫も治癒力も高まりそうだ。
写真の有明行灯は、昨年春、
見学に伺った都行灯の木崎さんに見せていただいたもの。
美しい漆塗り。
少々、白飛びしてしまったので、
こちらのウェブサイトを。
有明行灯 / miyako andon inc.