「覚醒 : ヨガナンダの生涯」とヒマラヤ聖者・ババジ |
「覚醒 : ヨガナンダの生涯」を ネット配信で観た。
劇場上映を度々逃し、Webで観られることを思い出して。。。
20代はじめ、ヨガの先生から薦められて読んだ
「あるヨギの自叙伝」を読み、驚愕した。
そこには、小学生の頃、両親が通っていた整体師、飯島先生から聞き、
印象に残っていたヒマラヤの聖者、ババジのことが記載されていた。
ヨガナンダの御大(グルのグルのグル)である。
飯島先生は、ババジから、直接、ヨガを習ったという。。。
不思議なご縁は続き、その後、パリで、
やはりババジのクリヤヨガを伝えているマーシャル・ゴヴィンダン師から、
イニシエーションを受けた。
確か、1992年のこと。
「あるヨギの自叙伝」は、一時バイブルのように読んでいた。
とにかくクリヤヨガを習いたいと思い、
カリフォルニアのSRF(ヨガナンダのアシュラム)宛に、
「パリに先生がいたら紹介してください。」と、手紙を書いた。
数日後、通信教育のパンフレットが送られてきて、失望。。。
直接の指導を受けたかったのだ。
諦めきれず、ババジ、クリヤヨガ、ババジ、クリヤヨガ。。。と思いながら歩いていたら、
パリの本屋さんで、
“Babaji et la tradition du Kriya Yoga des 18 Siddhas”
(「ババジと18人のシッダ―クリヤー・ヨーガの伝統と自己覚醒への道」)
の背表紙が目に飛び込んで来た。
すぐに著者のマーシャル・ゴーヴィンダン師に手紙を書いた。
「パリに先生がいたら紹介して下さい。」と。
すると!カナダのゴヴィンダン師から、電話がかかり、
1週間後にパリに行くからいらっしゃい。
手紙を書いていたのでは間に合わないから、電話をしました。」
と言われた。
そして、ババジのクリヤヨガのイニシエーションをパリで受けたのだ。
日本人としては、一人目だった。
日本でも学びたいと問い合わせがあるので、
その時は手伝ってほしいと言われた。
イニシエーションを受けていないと、手伝うことができないからと。
それから1年も経たないうちに私は帰国し、
また、ゴヴィンダン師の来日も、間もなく実現した。
そうして、日本での最初のワークショップに関わることとなった。
ゴヴィンダン師はアメリカ人だが、
カナダのケベック州にアシュラムがあるので、
普段はフランス語で生活されている。
フランス語で資料やテキストの翻訳とワークショップの通訳をした。
当時、ババジに帰依するという、半ば宗教的なところに馴染めなかったので、
以来、お手伝いはしていないが、
映画を観ながら、時折、幼少期からの不思議なご縁を思い出した。
NETFLIX
最初のひと月は、無料とのこと。
https://www.netflix.com/jp/watch/80013769
(劇場版映画の邦題は、「永遠のヨギー 〜ヨガをめぐる奇跡の旅〜」)