ビーツ&それに纏わる逸話で食養生 |
主治医の往診で、少々、貧血気味と言われた母に。
スパイラルのCallでみつけた能登産ビーツをシンプルなマリネにした。
生搾り醤油少しとホワイトバルサミコ、インカインチオイルで。
どんなに弱い薬もメリットよりデメリットの方が大きく出るため、
貼り薬、塗り薬も含め、所謂新薬は、一切やめている。
その代わりに、ホメオパシーレメディなども用意はしているが、
ムカムカするときには、刻んだ梅干しを舐めるなど、
昔ながらの方法で養生している。
梅干しは、素晴らしい食材だが、それ以上に効いているのは、
「子供の頃、車酔いすると梅干しで治ったのよ。」
という母独自のストーリー。
ビーツは、戦時中、祖父が5人の子どもたちに栄養をと、
「種屋さん」から種を買い、畑を作って植え、
寸胴鍋に入れて茹でたそう。
その逸話がバックグラウンドにあるため、
心身に染み渡るようだ。
それにしても、西洋野菜の種が戦争中に手に入るとは、
横浜らしいエピソード。。。