空間のエネルギー状態を把握する |

空間の気の巡りを判断するとき、
室内の場合、
切り花の持ちと声の通り方、
音の響き方などが目安となる。

新しい仕事場にいただいたバラがかなり長持ちしている。
丁度1週間前、春分のリニューアルオープンにいただいたものは、
一昨日頂戴したブーケと変わらないくらい生き生きしている。

2週間以上まえ、誕生日にいただいた薔薇の茎からは、新芽が出だした。
体調如何にもよるが、
自分の声がお腹の底から滑らかに出るか否かでも、
空間の状態が分かる。
一昨日、訪ねてくれた歌手の友人の笑い声が響き渡るので、尋ねてみたところ、
「この空間は、確かに、声がよく通るわ。」とのこと。
彼女は、転居前のスペース・クリアリングを依頼してくれたのだが、
「我が家も越したばかりはスペース・クリアリングでもっとよく声が通ってたはずなんだけど…。
お片付けしなきゃ〜。」というオチで会話が終わった。

デザインや使い勝手を良くしたいのは当然だが、
そこに在る人が心地よく、
集中したいときは集中でき、
休みたい時には、ゆったりと寛げるような空間を作ることを目指している。
改装工事をし、スペース・クリアリングを経た空間の状態は、まずまず良好。
仕事も再開したので、
セルフケアで自分が発するエネルギーも調え、
空間自体のケアもしていきたい。